[ 将来の夢である「お酒のオールラウンドプレーヤー」に向かって ]
部署間のジョブローテーションがあり、文系・理系問わず酒造りについてさまざまな経験を積むことができる。文系出身の私でもお酒造りに関われる環境があるという点に魅力を感じ、小山本家酒造へ入社を志望しました。
出来あがったお酒を瓶や紙パックに詰め、商品として完成させる製造第二部門を経て、入社2年目の秋から、新商品の開発や既存商品のリニューアルを担当する商品開発室に異動。将来の夢である「お酒のオールラウンドプレーヤー」に向けて第一歩を踏み出しました。
この夏には、「金紋朝日しぼりたて」のリニューアルを任され、ラベルデザインのアイデアをいくつも考案。コンセプトをデザイン会社に伝えて制作してもらいますが、コンセプトが曖昧だとデザインが決まりません。どんなデザインにすればそのお酒の中身をより消費者に伝えることが出来るのか。その試行錯誤は大変なこともありますが、やりがいでもあり面白さでもあります。
[他の仕事をしていても常に頭の片隅には・・・ ]
当社では毎年3月、『蔵見学会』を開催しています。地元の方々や小山本家酒造のお酒のファンの方などで賑わうイベントで、この見学会の企画・広報をするのも私たち商品開発室の仕事。今年も開催しましたが、私にとって初めて指揮をとる大きなイベントになりました。会場レイアウト、社員の役割配分、蔵見学会限定商品の準備、業者との交渉と準備はさまざま。準備期間中は他の仕事をしていても常に頭の片隅で蔵見学会の事を考えるほどでした。あっと言う間に当日を迎え、来場されたお客様の笑顔を見たときは今までの苦労も忘れ、とても嬉しかったです。
今回のイベント運営で高い精度の準備をすればするほど、良い結果に結びつくことを学ばせていただきました。商品開発室ではイベント企画や営業支援ツール作成など手掛ける仕事は多様。事前準備がどこまでできるかはどの仕事にも同じことが言えますから、経験値を将来の自分の成長の糧にしていきたいと思っています。
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